恩師紹介その2
2013.08.08
恩師紹介第2回にご紹介する先生は尾田昌之先生(旧姓 川浪先生)です。
先生は退職後に姓を変えられたそうです。
前回の加藤先生と同様に、県立加古川南高等学校創立に大きく携わってこられた先生のお一人です。
昭和58年3月から昭和63年3月までの5年間勤務され、その後、県立いなみ野養護学校(現在 県立はりま特別支援学校)の教頭を4年間、同学校にて校長を2年間勤務され、退職されました。
その後、県庁の広報課に勤務され、現在は地域活動に貢献されていらっしゃいます。
27年ぶりにお会いしましたが、私たちが在学していた頃に比べ、少しシワが増えていましたが、
テンポよく歩く姿や、特徴ある話し方は当時と同じでした。
まず最初にお話くださったのは、教え子との再会でした。
退職後、ご実家を建てる際にある会社に依頼したところ、エリアマネージャーが加古南の一回生だったそうで、
思わぬ再会にお互い喜び、当時は遅刻をよくし、ピロティで正座をさせられた等々、今では笑ってしまう
昔話に花が咲いたそうです。
私たちもその話を聞きながら、「そうそうあの頃は~~」と懐かしい思い出話で盛り上がりました。
そして、創立当初PTA会長と共に作ったというPTA会報誌「飛鳥 創刊号」や、
全て尾田先生が作ったという手書きの年間行事計画表、そして校務分掌表等などを見せて下さいました。
当時先生は、学校の玄関、自転車置き場、トイレを見ればその学校に通っている生徒の気質がわかる、
ということで生徒指導に力を入れておられ、また授業の空き時間には、よくトイレを自ら掃除されていました。
この様子は、母校創立10周年記念誌に掲載されています。また、放課後は校外に出て、
ヘルメット着用(当時自転車通学では着用がルールでした)の指導にあたる等、お忙しい毎日を過ごされていたようです。
生徒の立場から言うと当時はうるさい先生やなぁ~と思った事もありますが、大人になった今、
先生の思いもよく分かり、尾田先生がとても大きな愛情を持って私たちを育ててくださったことに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生とお話していると、あっという間に時間は過ぎ、お帰りになる時間になってしまいました。
「先生これからも、元気でお過ごしください。」
先生に懐かしの資料を見せていただき、興味津々です。
この内容、全て手書きです!時代を感じますね。
最後に参加役員と記念撮影しました。
同窓会では、懐かしい先生にお話を聞く企画を展開中です。
卒業生でこんな先生お願いしますとか、一度お会いしたい先生いらっしゃれば、是非お声がけください。
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